育乳機能もばっちりなナイトブラでありながら、11色のカラーから選ぶことが出来、見た目の可愛さからも注目を集めている「ふんわりルームブラ」ですが、妊娠中や授乳中も使っていいものなんでしょうか?
妊娠すると色々なものが制限されますが、ナイトブラも妊娠中はよくないのでしょうか?
授乳中はどうなんでしょう?

ふんわりルームブラは妊娠中につけてもいいの?
まず、妊娠中といっても段階によって状態は変わってきますよね。
結論から言うと、ふんわりルームブラを付けていいのは妊娠中期までです。
後期になってくると体を締め付ける可能性があるので着用しない方がいいです。
逆に、妊娠初期~中期はふんわりルームブラを24時間ぜひつけてください!とおすすめしたいです。
では、妊娠中期までは付けた方がいいのはなぜなのかを説明していきますね。
クーパー靭帯って何?
まず、妊娠中のバストの変化とふんわりルームブラについて説明する前に、この言葉を説明しないといけません。
クーパー靭帯(じんたい)というのは、簡単に言ってしまうと、私たちのバストを内側から支えてくれているコラーゲン成分です。
バストの中には乳腺組織や脂肪組織が詰まっているので、クーパー靭帯がなければその重みでバストは垂れてしまいます。
しかし、きれいなバストラインや丸みをキープできるのは、このクーパー靭帯がバストを支えてくれているからなんですね。
妊娠するとクーパー靭帯が伸びる?!!
妊娠すると乳腺が活発に活動し、だんだんバストは大きくなっていきますね。
なんと、妊娠してから出産までの間に平均で2カップほども大きくなるんですよ!
そんな短期間ですごいですよね。
しかし、その変化をなんのケアもしないで放っておくと、バストが大きくなり重くなるのと一緒にクーパー靭帯は伸びてしまうんです。
しかも、クーパー靭帯というのは、一回伸びたり切れたりしてしまうと元には戻らないんです・・。
これが産後の垂れたバストにつながってしまうんですね・・あぁ、怖い・・。
だからしっかりとバストを支えてくれるナイトブラの着用がいいんですね!
妊娠前に使っていたブラではダメなの?
でも、妊娠前に使ってたブラでもしっかりバストは支えられると思いませんか?
なんでナイトブラがいいのでしょうか。
それは、普通のブラでは伸縮性があまりないので、サイズアップしていくバストに対応できないことや、ワイヤーが入っているため、発達する乳腺を圧迫してしまう可能性があるからなんですね。
じゃあ、ノンワイヤーの普通のブラでいいじゃん・・って思うかもしれませんが、それではサポート力が弱いことが多く、クーパー靭帯が伸びてしまいます。
その点ふんわりルームブラは、伸縮性があり、ノンワイヤーだけどしっかりとバストを支えてくれるパワーネットを使っているので、妊娠初期や中期の大きくなるバストをサポートしてくれるんです!
ふんわりルームブラは妊婦さんにもうれしいこと色々
他にも、ふんわりルームブラが妊婦さんにおすすめな理由があります。
例えば、バストの垂れを防いで、肩にかかる負担も軽くしてくれるリフトアップ構造になっているところです。
アンダーバストから肩までつながった作りになっていて、肩ひもも太めで肩に負担がかかりにくいんです。
さらに、バストに触れる部分は上質な100%コットンを使用しているので、柔らかい肌触りで気持ちがよく、敏感な妊娠中のバストでも、ストレスを感じにくい作りになっています。
そして他のナイトブラにはあまりないのが前方についた3段ホックです。
もともと生地自体に伸縮性がありますが、ふんわりルームブラはそれに3段ホックがあることで、大きくなっていくバストにさらに対応しやすいんですね。
つわりで寝ている時間が多くなる人もいますが、もともと寝るとき用に作られているナイトブラなら、バストを支えてくれながらもゆったりと過ごすことが出来ますよね。
妊娠後期は着用しない方がいい
妊娠も後期になってくるとお腹の大きさもバストの大きさもマックスになってきますね。
妊娠中期までなら本当につけていていいこといっぱいのふんわりルームブラですが、こうなってくるとマタニティ専用のものに変えた方がいいです。
妊娠後期に入るといよいよ授乳の準備に入るため、乳腺が発達してくるバストですが、この時に着圧のある下着をつけていたりすると乳腺炎を起こすことがあります。
また、お腹が張りやすくなる時期でもあるので、体を締め付ける可能性のあるものは避けた方がいいですね。
つけていて楽なナイトブラですが、ふんわりルームブラに限らず、ナイトブラは胸が流れないように着圧のサポートが入っているものが多いですよね。
妊娠後期はマタニティ専用のものを付けることをおすすめします。
ふんわりルームブラは授乳中に付けてもいいの?
さあ、出産を終えてお腹が張ることもなくなったしナイトブラを再開するか!・・といきたいところですが、もうちょっと待ってくださいね。
ナイトブラを再開するのは授乳時期を終えてからの方がいいですよ。
なぜなら、ナイトブラは授乳することを考えて作られていないからです。
授乳中は授乳用のブラを
しばらくすると間隔は多少空いてきますが、初めのうちなんて2、3時間おきの授乳が当たり前です。
そのたびに胸を出したりしまったり・・と思ったらまた出したり・・。
授乳用のブラは授乳する人のことを考えて作られているので、その動作がスムーズに出来るように作られています。
バスト全体を包み込むように作られているナイトブラは、はっきり言ってとても授乳しにくいです。
寝不足が続き疲労困憊している時期に、ブラのせいで授乳しにくいとなっては、それはものすごいストレスになると思います。
自分のためにも赤ちゃんのためにもこの時期は少しでもストレスを減らすべきですよね。
フロントホックになっているふんわりルームブラですが、すぐに胸が出せるような作りにはなっていません。
授乳中は、授乳するママのことを思って設計されている授乳用のブラをつけた方がいいですね。
卒乳したらすぐにふんわりルームブラ
卒乳するとそれまでのバストがウソのようにボリュームを失ったり形が崩れてしまいます。
バストを正しい位置に、そして周りのお肉を寄せて集めてしわしわの胸にならないように一日も早くケアしましょう。
ふんわりルームブラは、わき肉などのムダ肉を幅の広いパワーネットでキャッチして胸に集めてフロント3段ホックで寄せてあげてくれます。
ふんわりルームブラを使い続けることで、その綺麗な形の胸をキープすることが期待できますよ!
授乳中の注意点
授乳中はふんわりルームブラの使用を控えた方がいいのですが、授乳が終わった後に胸が垂れないようにする為には、授乳中に気を付けた方がいいことがあるのでいくつか紹介しておきます。
- 赤ちゃんにあまり乳首を引っ張らせないように工夫する (添い乳などは引っ張られやすいです) ⇒授乳クッションなどを利用して胸の位置に近いところで授乳するといいですよ。
- 合掌のポーズで大胸筋を鍛える
- 猫背になると胸が垂れやすいので姿勢をよくする
合掌のポーズは大胸筋を鍛えるエクササイズです。
クーパー靭帯に負担がかかりにくくなります。
おむつ替えや着替えさせたりするなど、育児中はかがむ動作が多いですよね。
気が付いた時でいいので背筋をちょっと伸ばしてみてくださいね!
まとめ
ふんわりルームブラはつけ心地がいいので、ずっとつけていたいのはわかりますが、妊娠後期と授乳中は控えた方がいいんですね。
ただ、妊娠中期までの着用は、大きくなっていくバストをしっかり支えてくれることで、産後のバストの垂れを防いでくれる効果があることも分かりました。
授乳が終わった後もふんわりルームブラを付けて、いつまでも綺麗なバストをキープしてくださいね!